Webデザインにおけるテキストのレイアウトは、見た目の印象を大きく左右します。
CSSにはさまざまな単位があり、これらを理解し適切に使い分けることで、より洗練されたデザインが可能になります!
この記事では、ic
、ch
、lh
、ex
、cap
という5つの新しいCSS単位に焦点を当て、それぞれの特徴と効果的な使用方法を解説します。
① 東アジア言語に最適な「ic単位」の活用法
ic
単位は、特に東アジアの言語に適しています。
この単位は、文字の格子の平均幅を基準にしており、日本語や中国語などのテキストエリアの幅を指定する際に最適です。
例えば、日本語の段落やボタンのサイズ設定にic
単位を使用することで、言語固有のバランスを保つことができます。
/*単位icの例*/
textarea {
width: 80ic;/*日本語 80文字分の幅を指定*/
}
② 英語と数字に適した「ch単位」の効果的な使い方
ch
単位は、英語や数字のテキストに最適な単位です。
“0”の文字幅に基づいているため、英語のテキストエリアやフォームフィールドの幅を設定する際に役立ちます。
特にモノスペースフォントを使用している場合、ch
単位は非常に正確です。
/*単位chの例*/
input[type="email"] {
max-width: 40ch;/*英語や数字 40文字分の幅を指定*/
}
③ 「lh単位」で行間と余白を簡単調整
lh
単位は、line-height
に基づく相対単位で、行間隔やマージン、パディングの設定に最適です。
この単位を使用することで、テキストの可読性を高めるための行間隔に合わせた均一な余白を容易に実現できます。
/*単位lhの例*/
p {
font-size: 16px;
line-height: 1.5;/* 行間隔を1.5倍に設定 */
margin-bottom: 1lh; /* 下マージンを行高の1倍に設定 */
}
④ 「ex単位」と「cap単位」でテキストサイズを緻密に制御
ex
単位は小文字「x」の高さに基づき、cap
単位は大文字「H」の高さに基づいています。
これらの単位を使うことで、特に英語テキストのサイズやスペースを緻密に調整することが可能です。
小文字や大文字の高さに合わせたデザインが必要な場合、これらの単位が非常に役立ちます。
/*単位exの例(小文字「x」が基準)*/
p {
font-size: 16px;
line-height: 1.5ex; /* 行間隔を小文字xの高さの1.5倍に設定 */
}
/*単位capの例(大文字「H」が基準)*/
h1 {
font-size: 2.5em;
margin-bottom: 1cap; /* 下マージンを大文字Hの高さの1倍に設定 */
}
まとめ
これらのCSS単位を理解し適切に使い分けることで、より洗練されたWebデザインが実現可能になります。
特に多言語のサイトや、細かなテキストレイアウトが求められるプロジェクトでは、これらの単位の正確な使用が重要になってきます。